ハロウィンって?

On 2017/10/27, in Church ministry, diary, by admin

ハロウィンの季節ですね。下記の記事は二年前に教会の青年クラスの日曜学校で行なったQ&Aの学びの抜粋です。

Q. ハロウィンっていったい何ですか?
クリスチャンは、ハロウィンをどのようにとらえたら良いのでしょうか。お祝いしてもいいのでしょうか。

A. ハロウィンは、今では季節のお祭りごとのように楽しまれていますが、元々は悪霊や魔術的なこととの関連が深いことを知り、クリスチャンとしてよく考えて行動する必要があります。

Ⅰ. ハロウィンとは

  • 元々は異教的なルーツを持つ祭り
    ハロウィンは、ケルト民族の祭りを起源とする異教的なものです。*1 彼らはこの時期には、年に一度、死者の霊との垣根が取り払われ、生きている人が死者と交流できる期間、そして、死者との交流を通して未来を覗き見ることができる期間、としました。また悪霊や魔物が死者の国から出て来て、人々の魂を取り込んで自分の所に連れて帰る、などと考えたのです。*1 ハロウィンは、約2500年前にアイルランドのケルト族が、サムハインと呼ばれる死の神に仕えて死んだ後、人間の魂は、サムハインで救われるという宗教的な教えをルーツとしています。ケルト人は、一年に一度、サムハインの神をなだめるために犠牲をささげ、その日が一年の終わりの日である10月31日に行われていました。
  • なぜ仮装するの?
    10月31日の夜は、死者の霊が訪ねて来て、その時に悪い霊や魔物(魔女)も家に来るかもしれないので、身を守るために、あるいはそれらに乗りうつられることがないようにと、悪霊や魔物の目をごまかすために、自分たちも恐ろしい仮装をしました。またそのような恐ろしい姿を見ると悪霊や魔物たちが怖がって逃げるから、という節もあるようです。ハロウィンのシンボル的なカボチャをくり抜いてつくるランタン(ジャック・オー・ランタン)は「悪霊どもがやってくるときに、道を間違えないように光を与える」という考え方があります。
  • カトリック教会との関わり
    ローマ・カトリックの教皇グレゴリー4世は840年に、 毎年5月13日に行っていた「諸聖人の日」(All Hallows Day )を11月1日に変更し、その前日の10月31日には、前夜祭( All Hallows Evening )と定め、ローマカトリックの聖人死者崇拝日とケルトのサムハインの宗教風習と連携させました。前夜祭のHallow’s Eveがなまって、現在では「Halloween」と呼ばれるようになりました。
  • 現在のハロウィン
    現代のハロウィンは、元々の由来とは無関係に、子どもたちが楽しむ祭りとなっている面があります。子どもたちはさまざまな姿に変装し、近所の家々を訪ね歩いて「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするよ)と行って、お菓子をもらいます。商業的には、クリスマスに次ぐ季節のイベントとなり、ディズニーやUSJ、ショッピングモールではこぞってハロウィンを用いています。宗教的には、ハロウィンは悪魔教会では盛大に祝われ、悪魔崇拝者たちの最高の祝日として、様々な悪霊崇拝がささげられる日でもあります。

Ⅱ. クリスチャンはハロウィンをどのようにとらえるべきでしょうか

ハロウィンは、仮装してパーティをして、お菓子をもらえて、と楽しそうに見えます。コスチュームを着てお菓子をもらうくらいはさほど問題にはならないでしょうが、死者の霊を迎えるとか、魔除けをするとか、クリスチャンが魔女の格好したりするのはいかがなものでしょうか。悪魔が喜ぶ悪魔の教えと関係が深いことを知っておく必要があると思います。聖書は一貫して、まことの神以外の神々への礼拝やそれらにまつわる風習を避けるように教えています。私たちは、神さまが喜ばれることは何かをよく考えるようにしたいものです。

【聖書の教え】

  • レビ記18章30節
    「あなたがたは、わたしの戒めを守り、あなたがたの先に行われていた忌みきらうべき風習を決して行わないようにしなさい。それによって身を汚してはならない。わたしはあなたがたの神、主である。」
  • ガラテヤ5章19-21節
    「肉の行ないは明白であって次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、…酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。」
  • ローマ12章2節
    「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」

「悪霊に対しては、無関心も、あなどることも、恐れることも、彼らの思うつぼなのです。」
C.S.ルイス

 この世の中には、いろいろな習慣があります。しかしよく考えてみると、聖書の神さまの教えと違うものも少なくありません。ハロウィンに限った事ではありませんが、この世には神さまを第一にして、神さまを礼拝するということから、私たちを引き離そうとする力があることを覚えて、神さまの前に何が良いことか、正しい判断をしていきたいものです。

証しの機会に
そもそも、ハロウィンは死者の霊、死後への恐れ」が根底にありますが、私たちの主イエス・キリストは死に勝利されただけではなく、悪霊どもよりも力あるお方です。

「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のいつにいる、あの者よりも力があるからです。」ヨハネの手紙第一4章4節

また聖書の中で人間に対して一番多く語られている励ましのメッセージは「恐れることはない」です。この希望と平安のメッセージを、この時こそクリスチャンは伝えるべきであると思います。

アメリカの聖書的な教会では、収穫感謝礼拝や、子どもたちが楽しめるFall Festivalなどをこの時期に開催して(バイブルコスチュームやカボチャを使ったクラフトや聖句入りのキャンディなど)、教会で健全な伝道イベントを行うことで、ハロウィンではなく真の神さまへ心を向けさせる取組をしています。皆さんの教会ではどのような心がけや取組など、ぜひ教えていただきたいなと思います。

 

みことばの教えに立ち戻る日に:10月31日は「宗教改革記念日」
ハロウィンの日は、プロテスタント信仰と正反対な日でもあります。マルティン・ルターが、1517年10月31日にローマカトリックに対抗してカトリックの堕落を告発した95か条の提言をドイツのウィテンベルクの大聖堂の門に掲示することで宗教改革を起こした日です。ところが、その重要な日に、多くのクリスチャン家庭の子供たちが、無感覚に異教をルーツとする習慣に染まってしまっている現実もあるのです。奇しくも10月31日はそのように、聖書信仰に立ったルターが聖書に戻ろう!改革を起こした日であるわけですから、私たちもスピリットを受け継いで、みことばの教えに立ち戻る日にしてはいかがでしょうか。

 


<今日のみことば>
「あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるところがなく、イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れが現されますように。」
ピリピ人への手紙1章10〜11節

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