前稿でお伝えした通り、キャンプの分科会で特に反響の多かったクラス「中高生からの恋愛・性愛・結婚」について、キャンプに参加できなかった青年層から「聞きたかった!」とリクエストがあったので要約してリポートすることに。青年会報「Shalom」2018年4月号に掲載された要約記事をここに転載いたします。

かなり内容の濃い、そして今の若者たちに必要な学びを提供していただきました。偉策先生に心より感謝いたします。

あなたが幸せに生きるために「中高生からの恋愛・性愛・結婚の話し」
グレース聖書バプテスト教会:平岡偉策師

Ⅰ. 聖書が教える恋愛・結婚観

  1. 男性と女性が結ばれる。同性愛婚を認めていない。創世記1:24
  2. 結婚関係において性交は清く尊いもの。肉体においても一つとされる。創世記1:24、第1コリント6:1
  3. 結婚まで純潔を保つこと。
  4. 不品行を避けるため結婚をするべき。第1コリント7:2,9
  5. 信者同士の結婚。第2コリント6:14
  6. 離婚の禁止。マタイ19:6、第1コリント7:10〜14
  7. 主に奉仕するために独身でいることの祝福。第1コリント7:32〜35

 

Ⅱ. 幸せに歩むための「自由」

人が真に「自由」である状態とは?
①多くの選択肢がある中で、正しいことを知っている。
②それを選ぶ能力があること。

「真理はあなたがたを自由にします。」ヨハネ8:32

*近年中高生の性交経験率が高くなっている。何が正しいかを知らず快楽のために好きなようにしたり、周りに流されて正しいことを選べないことは、本当の自由、本当の幸せか?

 

Ⅲ. 自分に価値があると思えるか 〜男性は「承認」、女性は「理解」を求める〜

尊厳(自尊心。人がどう評価しようと、自分は価値のある存在だと思えること)は、自分自身、また他者を大切にするために必要。純潔を守れないことの背景に、「尊厳」が失われ、自分自身を大切にできないということがある。

<男女の傾向>
男性:「承認」をくれ→女子に承認されない→女子を恐れおびえる→恋愛・性愛からの退却
女性:「理解」をちょうだい→男子に理解されない→不満を抱く→次の男性を求める

自己尊厳の土台があり、その上に結婚、性愛を築くのが幸せな結婚の姿。
自己尊厳を得るため、自己尊厳を満たすための恋愛、性愛をし、そして結婚という順番は、不安定であり、尊厳が得られるより傷つけられるケースが多い。

揺るがない「尊厳」は、創造主との出会い(イザヤ43:4)、十字架の愛を受け入れる(ローマ5:8)ことによって得られる。

 

Ⅳ. 運命の赤い系で結ばれる!?〜御心の相手はいる?いない?〜

*結婚に至るまでの出会いや付き合いは様々なケースがあるが、ふさわしい結婚相手かどうかの大きな境界線は、相手がキリストを受け入れ信者として歩むかどうか。

*結婚条件を求める罠(わな)
問題点:条件を求めることは、自分の損得が中心。かけがえのない存在ではなく取り替え可能な存在として捉え、「もっと合う人がいるのでは?」と延々と続く。

*御心の相手を探すための信仰的条件は大切か?
留意点:相手の信仰をすべて正確に理解できているとは限らない。また人の信仰は絶対ではなく、変わっていく。

*神の栄光を現す「ため」の結婚ではなく、結婚そのものを「通して」神の栄光を現す。

*御心の相手が与えられることを求めるのではなく、御心の相手に「する」決断!!
条件に合う誰かではなく、かけがえのない「あなた」として愛を育んでいく。御心の相手とは、交換可能な相手ではなく、「かけがえのない」相手。
できちゃった婚は、かけがえのない御心の相手だという決断がない結婚である。

→ 2010年の厚労省のデータでは、10代の8割、20代の6割ができちゃった婚という時代。そして20代前半の離婚率は42.5%、19歳以下の離婚率が58.4%。10代でき婚の夫婦が5年以内に離婚する確率が80%。

*御心ストーカーに注意!
御心の相手と確信し決断するのは、お互いが共に結婚への思いが共有できている段階でのこと。相手の気持ちも考えず一方的に自分の気持ちだけを押し付けるような人がいれば、その人は御心の人ではないでしょう。

*御心の相手との結婚の祝福
「かけがえのない」相手とこそ、聖書が教える崇高な「愛」を互いに目指すことができる。

愛による性愛 → かけがえのない相手と分かち合うもの

欲望による性愛 → 欲望を発散できれば誰でもよい。これは相手を物扱いする、快楽のための機械、道具。かえって尊厳に傷がつく。

 

Ⅴ. 日本の夫婦、結婚の現状〜夫婦を結びつけているもの〜

国勢調査から、年収の低い男性ほど未婚率が高い、女性の場合収入が高いほど未婚率が高い、リーマンショックの年は離婚率が下がっているなど、結婚とお金の強い結びつきがわかる。こんな時代だからこそ、愛によって結びついた結婚関係が光り輝き、主の栄光が現れる!

「わずかな物を持っていて主を恐れるのは、多くの財宝を持ってい恐慌があるのにまさる。野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。」箴言15:16~17

「一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」箴言17:1

—-自由に楽しんでいるように見えて、実はたくさんの人の尊厳が傷つけられ、人知れず苦しみ、離婚が増え、それが年々深刻になっている現状。神様が下さった聖書の正しい基準は、人を縛る窮屈なものではない。自分と他者の尊厳を守り、本当の幸せに導く大切なものであることを改めて教えられました。(要約と感想:小川晶子)

 

・・・このように、Youth Campでは、聖書のみことばそのものの学びはもちろん、こうした聖書の価値観に生きることの大切さとその祝福を学び、人生で大切な学びを得ることができるは本当に良いことだと思います。キャンプでの分科会ではこのほか、信仰生活のために有意義な学びが毎年たくさん提供されています。なんと恵まれているうちのユースたち!と思いますね。

いつもユースたちのニーズにあった興味深い有益な学びを準備して提供してくださる先生方の尊いお働きに改めて感謝いたします!ありがとうございました!来年もユースキャンプの分科会楽しみですね。

 


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<今日のみことば>
「どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです。」詩篇119篇9節

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